茶碗

四代楽吉左衛門(一入)作 黒茶碗 十代(旦入)識 十五代(直入)識

Z0696
JP¥2,500,000

説明



四代楽吉左衛門(一入)作 黒茶碗 十代(旦入)識 十五代(直入)識

▼商品説明
楽焼特有の絶妙な焼き味を呈する肌は、柔らかながら芯があり、優しく手になじみます。
漆黒に浮かぶ朱色が幻想的な逸品です。

★商品は四代楽吉左衛門(一入)作、十代(旦入)識、十五代(直入)識の作品である事を保証致します。

▼作家情報
【四代楽吉左衛門(一入)】(寛永17年(1640年)-元禄9年(1696年))
三代道入の長男として生まれました。  若い時代に見られる、道入の影響を受けた大らかな作風のものから、晩年になるに従って、長次郎の伝統に根差す侘の意識へと作振りが変わります。特に釉技においては、黒釉に朱色の釉が混ざりあう「朱釉」(しゅぐすり)を完成させ、後世に大きな影響を与えています。

【十代楽吉左衛門(旦入)】
千家十職として了々斎宗左や吸江斎宗左によく仕え吸江斎宗左(宗旦)より旦入の号を賜る。1819年の徳川家御庭焼の従事のほか1828年に二度目の紀州行きを命じられ吸江斎宗左、十代永楽了全、十一代永楽保全と共に南紀偕楽園窯に従事し治宝候より自筆隷書体の楽印を拝しおもな使用印とした。作風は父・了入をよく継承しヘラの技術に優れ茶碗の角度によっての違った魅力を演出、作品としては小ぶりのものを多く残している。

【十五代楽吉左衛門(直入)】1949 ( 昭和24 )~ ( 現在 )
1981年15代吉左衛門を襲名。73年に東京芸大を卒業後は、二年間イタリアに留学、帰国後より作陶を開始。 父の指導やまた京都市立工業試験所にて釉薬の研究に励み、80年の父14代吉左衛門(覚入)の死去に伴い翌81年に15代を襲名。以降、個展、各種展覧会にも積極的に出品し87年に日本陶磁協会賞、90年に京都府文化奨励賞、93年に第6回MOA展岡田茂吉賞などの 受賞を受ける。父よりもさらに近代感覚溢れる斬新な作風で造形力、釉薬の変化による色彩発色感覚に優れ伝統の茶陶を現代に生かす。

▼商品サイズ
高さ8.3cm/幅11.8cm
※最大幅。若干大きさに誤差はありますので、ご了承下さい。

▼商品の状態
無傷

▼付属品
十代(旦入)識箱/十五代(直入)識箱/外箱/御物袋

▼発送サイズ
100サイズ