説明

十二代楽吉左衛門(弘入)造 吸江斎好 地紙形向附 六
▼商品説明
十二代楽吉左衛門(弘入)が家督を継いだのは15歳の時。幕末明治の政治の変革期、茶道をはじめ伝統文化の衰退した時代に、父、慶入と共に作陶に励みました。
素朴な味わいながらも、美しさが際立つ作品です。
★商品は十二代楽吉左衛門(弘入)の作品である事を保証致します。
▼作家情報
【十二代楽吉左衛門(弘入)】
京都の人。師、11代楽吉左衛門(慶入)。11代慶入の長男。
1871年家督を継ぎ吉左衛門を襲名。黒楽茶碗、赤楽茶碗共に色彩表現に優れ釉薬を二重にかけることにより色の変化を演出。また箆(へら)使いにおいては9代了入を基礎としながらも独自に研究。独特の穏やかな胴の丸み、男性的で豪放的な作品を残す。印には糸偏が8を模る「8楽」が主流、そのほか徳川頼倫候筆の「楽」、碌々斎宗左筆の草書「楽」、「十二代喜長」の角印を使用。西本願寺用に瓢箪型の中に「澆花」とされた印もある。
▼商品サイズ
高さ3.3cm/幅18.5cm
※最大幅。若干大きさに誤差はありますので、ご了承下さい。
▼商品の状態
・二客、口縁から見込みにかけてニュウあり
・全体的に見込みのシミなど使用感あり
▼付属品
共箱(シミなど経年劣化あり)
▼発送サイズ
80サイズ